麻雀 役・点数クイズが出題する役は全部で32種類ありますが、そのうち1翻役は10種類だけです。この記事ではこの10種類の成立条件を一つずつ手牌図で確認し、あわせて「牌だけでは分からない役がある」「選びすぎても不正解になる」という、このクイズ特有の2つの落とし穴を見ていきます。4面子1雀頭の形がまだ曖昧な方は、先に麻雀の牌とアガリの形から読むと分かりやすくなります。
1翻役は10種類
役・点数クイズが出題する役は全部で32種類の役があり (通常役23種+役満9種)、この先には2翻・3翻・6翻の役と、翻ではなく「役満」を選ぶ役満が続きます。まずはその入口である1翻役10種類の成立条件を、ゲーム内の文言そのままで並べます。
- リーチ:リーチをかけて和了する
- 門前清自摸和:門前でツモ和了する
- 断么九:么九牌(1・9・字牌)を使っていない
- 平和:4 順子・両面待ち・雀頭が役牌でない(符が付かない形)
- 一盃口:同じ順子が 2 つある
- 役牌 白:白の刻子がある
- 役牌 發:發の刻子がある
- 役牌 中:中の刻子がある
- 場風牌:場風の刻子がある
- 自風牌:自風の刻子がある
このうち白・發・中・場風牌・自風牌の5つは「役牌」とまとめて呼ばれますが、クイズでは5つが別々の役として並びます。刻子が2種類あればそのぶん重なり、たとえば中の刻子と場風の刻子が両方あれば2翻です。東場の親のように場風と自風が同じ風になっている場合、その風の刻子1つで場風牌と自風牌の両方が成立します。片方だけ選ぶと「成立している役をすべて選ぶ」に届かず不正解になるので、風牌の刻子は場風・自風の両方と突き合わせてください。
条件だけを読むと似た役もあるので、次の章で実際の手牌に当てはめて確認します。
手牌で確認する
まずは1翻役が3つ同時に成立する手牌です。リーチはかけずにロンであがり、ドラは0枚とします(この3つを決めておかないと翻数が変わります。理由はこの後の章で説明します)。
么九牌 (1・9・字牌) が1枚も無いので断么九。4つとも順子で、雀頭の5萬5萬は役牌ではなく、待っていたのは6索7索に対する5索と8索の両面待ちなので平和。3筒4筒5筒という同じ順子が2組あるので一盃口。3つとも1翻役なので、この手は合わせて3翻です。もし同じ手牌でもリーチをかけていれば4翻、ロンでなくツモなら門前清自摸和が加わって4翻、ドラが1枚乗っていればさらに1翻になります。手牌の見た目が同じでも翻数は変わるということです。
続いて、役牌だけが成立する手牌です(こちらもリーチなし・ドラ0枚で、8筒でロンした形とします)。ここでは断么九と平和が崩れる理由も一緒に確認します。
金色の中(三元牌のひとつ)が3枚そろっているので役牌 中が1翻。ただしこの中は字牌なので、么九牌を1枚も使わないという条件に当てはまらず断么九は不成立です。また、平和は「4つとも順子」が条件ですが、この手には中の刻子が混ざっているため平和も不成立です。役牌のように刻子を使う役と、断么九・平和のように「刻子が無いこと」「么九牌が無いこと」を条件にする役は、同じ手の中で両立しないことがあります。
牌だけでは分からない役がある
1翻役10種類のうち、リーチ・門前清自摸和・場風牌・自風牌・平和の5つは、手牌14枚の並びだけを見ても成立しているかどうかが分かりません。問題画面には手牌と和了牌に加えて次の情報が表示されるので、そこまで確認する必要があります。
- ツモであがったかロンであがったか (門前清自摸和はツモのときだけ成立します)
- リーチをかけているかどうか (表示されているときだけリーチが成立します)
- 場風 (東場か南場)
- 自風 (「南家(子)」のように風の名前と親・子が並べて表示されます)
場風牌・自風牌は「場風の刻子がある」「自風の刻子がある」が条件なので、手牌の中にどの風牌の刻子があるかを見た上で、それが表示されている場風・自風と一致するかまで確認して初めて判定できます。自風は親か子かだけでは決まりません(親なら東ですが、子は南・西・北のどれかです)。画面に出ている風の名前そのものを見てください。
見落としやすいのが平和です。成立条件の「雀頭が役牌でない」の役牌には場風牌・自風牌も含まれます。つまり雀頭が風牌の手は、その風が場風・自風と一致するかどうかで平和の成否が変わります。たとえば雀頭が西西の同じ手牌でも、自風が西なら平和は不成立、自風が西でなければ平和が成立します(このクイズの場風は東場か南場のどちらかなので、西が場風になることはありません)。雀頭が風牌のときだけは、必ず画面の場風・自風と見比べてください。
選びすぎても不正解
Step 1の判定は、成立している役の集合とぴったり一致するかで決まります。成立している役を1つ選び忘れても不正解ですが、成立していない役を1つ多く選んでも同じく不正解です。「迷ったら念のため選んでおく」という保険は効きません。
もう1つ、上位の役が成立しているとき、一部の下位の役は数えないという仕組みがあります。1翻役の中でこれに当てはまるのは一盃口だけで、二盃口または七対子が成立しているときは一盃口を数えません。同じ順子が2組見えても、手全体が二盃口や七対子の形になっている場合は一盃口を選ばないよう注意してください。
翻と符の数え方、集合判定の詳しい仕組みは麻雀の点数計算のコツで扱っています。
脳タイムの麻雀 役・点数クイズで実践する
脳タイムの麻雀 役・点数クイズはやさしいのみ会員登録なしで遊べて、広告は表示されません。やさしいで実際に成立する役は、この記事で扱った1翻役10種類だけです。つまりこの10種類を覚えれば、やさしいの役当ては全部カバーできます。
ただし選択肢には七対子・三色同順・一気通貫・混全帯么九・三暗刻・対々和・混一色も混ざります(やさしいの選択肢は全部で17種類から作られます)。これらはやさしいでは成立しないので、見覚えのない役が並んでいても選ばないのが正解です。選びすぎも不正解になるルールとあわせて覚えてください。



