ペグソリティアは、十字の形の盤に並んだペグを、となりのペグを飛び越して取っていき、最後に1本だけ残すパズルです。1手でペグは必ず1本減るので、手数はいつも同じです。むずかしいのは飛ぶ順番で、順番をまちがえると、離れたところにペグが取り残されて動けなくなります。この記事では、取り残しを防ぐ考え方と、ペグが32本の盤(レベル19)を1本にする手順を、図で追います。
ペグソリティアのルール
盤は十字の形で、穴が33あります。ペグは縦か横に、となりのペグを1本だけ飛び越して、そのすぐ先の空いた穴へ移れます。ななめには飛べません。飛び越されたペグは盤から消えます。ペグが1本だけになればクリアで、最後の1本はどの穴に残ってもかまいません。
ペグをタップすると、飛んで行ける穴が緑に光ります。光った穴をタップすると、そこへ飛びます。ペグをなぞって、飛べる穴まで動かしても飛べます。飛べる先のないペグはタップしても選べません。画面の上には、残りのペグの本数が「残り 3本」のように出ます。
この記事では、穴の場所を「上から何行目・左から何列目」で「5行3列」のように呼びます。図のまわりの数字が行と列の番号です(ゲーム画面には番号は出ません)。
レベル1は、このあと6行3列のペグが5行3列を飛び越して4行3列へ飛べば、1本になってクリアです。
手数は決まっている。考えるのは順番
1回飛ぶと、飛び越されたペグが1本消えます。だから、ペグがN本ある盤は、ちょうどN−1手でクリアになります。3本のレベル1は2手、32本のレベル19は31手です。どの順番で飛んでも1手で1本ずつ減るので、手数をけずる工夫はいりません。
そのかわり、順番によっては、ペグが2本以上残ったまま、どのペグも飛べなくなります。この「取り残し」を防ぐのが、ペグソリティアのコツです。
ひとりぼっちのペグを置き去りにしない
上下左右のとなりに1本もペグがないペグを、この記事では「ひとりぼっちのペグ」と呼びます。ペグが動くのは、となりのペグを飛び越すときだけです。ペグが取られるのも、となりのペグに飛び越されるときだけです。だからひとりぼっちのペグは、ほかのペグがとなりに来るまで、動けず、取られもしません。最後の1本として残るペグでなければ、いつかほかのペグをとなりへ運ぶ必要があります。となりにペグが来ないまま終盤になると、そのペグが取り残されてクリアできなくなります。
レベル2では、最初から3行1列のペグがひとりぼっちです。1手目の候補は4つありますが、そのうち3つは、どれも残った3本がばらばらになって、すぐに飛べなくなります。
ひとりぼっちのペグは迎えに行く
解ける1手目はひとつだけで、ひとりぼっちの3行1列のとなりへペグを運ぶ手です。3行4列のペグが3行3列を飛び越して3行2列に着くと、3行1列と3行2列がとなり同士になり、続けて飛べるようになります。この手で4行3列がひとりぼっちになりますが、次の手で3行1列が3行3列へ飛ぶと、4行3列のとなりにペグが着きます。
レベル2は、次の3手でクリアできます。
- 3行4列 → 3行2列 (3行3列を取る)
- 3行1列 → 3行3列 (3行2列を取る)
- 4行3列 → 2行3列 (3行3列を取る)
すぐには止まらない取り残しもある
レベル3は、最初から3行3列と5行6列の2本がひとりぼっちです。1手目の候補は4つあり、解けるのは、どちらも3行3列のとなりにペグが着く2手(4行5列から4行3列へ、5行4列から3行4列へ)です。残りの2手は、どちらも解けなくなります。
たとえば4行4列から4行6列へ飛ぶと、5行6列のとなりにはペグが着き、まだ飛べる手も残っています。けれども3行3列のとなりにはもうペグを運べず、5行4列も新しくひとりぼっちになりました。飛べる手が残っていても、この時点でもう1本にはできません。
ひとりぼっちのペグができること自体は、よくあります。レベル2の解ける1手目でも4行3列がひとりぼっちになりますし、次の節のレベル19の手順でも何度もできます。大事なのは、ひとりぼっちのペグのとなりへ、あとでペグを運べるかです。ひとりぼっちのペグができたら、置き去りにしないよう、どのペグをそのとなりへ運ぶかを考えながら飛びましょう。
32本の盤(レベル19)の解き方
レベル19は、33の穴のまん中だけが空いた、昔からある形です。最初に飛べる手は4つありますが、盤を90度ずつ回すとどれも同じ形なので、どこから始めても変わりません。次の31手で、最後の1本がまん中に残ります。
1〜8手目
- 1手目: 2行4列 → 4行4列 (3行4列を取る)
- 2手目: 3行2列 → 3行4列 (3行3列を取る)
- 3手目: 1行3列 → 3行3列 (2行3列を取る)
- 4手目: 1行5列 → 1行3列 (1行4列を取る)
- 5手目: 3行4列 → 3行2列 (3行3列を取る)
- 6手目: 3行1列 → 3行3列 (3行2列を取る)
- 7手目: 3行5列 → 1行5列 (2行5列を取る)
- 8手目: 3行7列 → 3行5列 (3行6列を取る)
9〜16手目
- 9手目: 4行3列 → 2行3列 (3行3列を取る)
- 10手目: 1行3列 → 3行3列 (2行3列を取る)
- 11手目: 4行1列 → 4行3列 (4行2列を取る)
- 12手目: 4行3列 → 2行3列 (3行3列を取る)
- 13手目: 4行5列 → 2行5列 (3行5列を取る)
- 14手目: 1行5列 → 3行5列 (2行5列を取る)
- 15手目: 4行7列 → 4行5列 (4行6列を取る)
- 16手目: 4行5列 → 2行5列 (3行5列を取る)
17〜24手目
- 17手目: 6行3列 → 4行3列 (5行3列を取る)
- 18手目: 5行1列 → 5行3列 (5行2列を取る)
- 19手目: 5行3列 → 3行3列 (4行3列を取る)
- 20手目: 2行3列 → 4行3列 (3行3列を取る)
- 21手目: 4行3列 → 4行5列 (4行4列を取る)
- 22手目: 5行5列 → 3行5列 (4行5列を取る)
- 23手目: 2行5列 → 4行5列 (3行5列を取る)
- 24手目: 5行7列 → 5行5列 (5行6列を取る)
25〜31手目
- 25手目: 5行4列 → 5行6列 (5行5列を取る)
- 26手目: 7行5列 → 5行5列 (6行5列を取る)
- 27手目: 4行5列 → 6行5列 (5行5列を取る)
- 28手目: 7行3列 → 7行5列 (7行4列を取る)
- 29手目: 7行5列 → 5行5列 (6行5列を取る)
- 30手目: 5行6列 → 5行4列 (5行5列を取る)
- 31手目: 6行4列 → 4行4列 (5行4列を取る)
途中で手順がわからなくなったら、「戻す」で1手ずつ取り消して、図の局面までもどってから続けてください。
行き詰まったときは
どのペグも飛べなくなると、「戻す」「最初から」のボタンのすぐ上の案内が赤い字で「もう飛べない」に変わり、残りの本数が出ます。失敗の画面にはならず、そのまま続けられます。
- 「戻す」で何手か取り消す。どこでひとりぼっちのペグを置き去りにしたかを探して、その手の前までもどり、別のペグから飛び直します。何回でも使えます。
- 「最初から」で1手目を変える。レベル2のように、1手目で解けるかどうかが決まるレベルもあります。「最初から」でレベルの最初の並びに戻ると、画面の時間も0に戻ります。
脳タイムのペグソリティアで実践する
脳タイムのペグソリティアは、レベル1から19まであります。ペグはレベル1の3本から1本ずつ増えてレベル18で20本になり、レベル19は32本の昔からある形です。レベルごとに最初の並びは決まっていて、どのレベルもペグを1本にできます。
レベル5までは登録なしでそのまま遊べます。レベル6から15はテオワンIDでログインすると開放され、レベル16から19はポイントで開放する最上位帯です。順番を考えて解くパズルをほかにも遊びたい方は、ハノイの塔の解き方もあわせてご覧ください。



