2048のコツとしてよく挙がるのが「一番大きい数字を角に置く」です。ただ、角に置くところまで決めても、残りの数字をどの順番で並べるかを決めていないと、角の数字だけが大きくなって周りが小さい数字で埋まり、そこから手が進まなくなります。その順番を決めるのがスネーク法(蛇行配置)です。この記事では、4×4の盤面図で並べる順番と使う向きの絞り方、そして崩れてしまったときの立て直し方を順番に整理します。
先に盤面の決まりを確認する
スネーク法が効く理由はすべて次の決まりから出てきます。あとの説明で何度も戻ってくるので、先に確認しておきます。
- スワイプすると、盤面のタイルが一斉にその向きへ動く
- 寄せた先でぶつかった同じ数字だけが合体して2倍になる。間に空きマスがあっても、寄せてぶつかれば合体する(斜めには合体しない)
- 1回の移動で、1つのタイルが合体するのは1回だけ。2が3つ横に並んだ行を左に寄せると4と2になり、4と2は同じ手ではもう合体しない
- 移動のたびに、空いているマスのどこかへ新しいタイルが1つ出る。数字は2か4で、10回のうち9回は2
- 盤面がまったく変わらない向きにスワイプしたときは何も起きない。新しいタイルも出ず、スコアも動かない
- スコアは合体して生まれた数字の合計。2と2で4を作れば4点、64と64で128を作れば128点
- 2048のタイルができた時点で達成。どの向きにも動かせなくなると終了
5番目は覚えておくと得をします。効かない向きにスワイプしても新しいタイルは出ないので、どの向きが効くかは実際に試して確かめられます。迷ったときに手を無駄にせずに済みます。
スネーク法は「蛇行の順に降順で並べる」
まず角を1つ決めます。この記事では左下にします。次に、その角から行ごとに向きを折り返す順番を決めます。最下段は左から右へ、1つ上の行は右から左へ、その上はまた左から右へ、という並びです。この順番に沿って、大きい数字から小さい数字へと降順に並べていくのがスネーク法です。
この順番で並べておく利点は3つあります。1つめは、合体させたい2つが必ず盤面のとなり同士になることです。降順に並んでいれば、同じ数字が2つできるのは順番の上で連続する2か所で、上の図のとおりその2か所は盤面でもとなり合っています。同じ行に並んでいるなら左へ、行が折り返す位置で縦に並んでいるなら下へ寄せれば合体します(右へ寄せても合体しますが、次の節のとおり角が空くことがあります)。寄せる向きを探す必要がありません。
2つめは、大きい数字が角と最下段に固定されるので、1手ぶん間違えても並びが壊れにくいことです。3つめは、順番から外れたタイルがすぐ目に付くことです。並べ方を決めていない盤面では「今どこが悪いのか」が分かりませんが、蛇行の順で見ていけば、順番が逆転している場所が1目で分かります。
この盤面では、最下段の256・128・64・32の上に、下から2行目が右から16・8・2・2と続いています。蛇行の順で読むと降順のままなので、次にすることは「下から2行目の左端にある2つの2を合体させて4にする」だと迷わず決まります。
使う向きを2つに絞る
角を左下に決めたら、基本の向きは左と下の2つです。右は上の行を整えるときに使い、上は打ちません。なぜこの割り振りになるのかは、上の盤面で確かめられます。
まず、左右のスワイプです。上の盤面の最下段は4マスすべて埋まっていて、となり同士に同じ数字がありません。この状態では左に寄せても右に寄せても最下段は1マスも動きません。動くのは上の行だけです。つまり最下段が4マス埋まっていて、となり同士に同じ数字も無いあいだは、左右のスワイプで上の行だけを整理できます。条件は2つとも必要です。最下段に空きがあると、左右のどちらかはその空きにタイルを詰めてしまいます。たとえば最下段に256が1枚だけ角にある盤面では、右へ寄せるとその256が反対の角まで運ばれます。
この条件が崩れたときは、左と右で結果が大きく変わります。たとえば最下段が128・64・32・32になったとします。ここで右へ寄せると32と32が合体して行が1マス短くなり、詰まる先は右なので角が空きます(最下段は空き・128・64・64)。同じ盤面で左へ寄せると、合体しても詰まる先が角の側なので最下段は128・64・64・空きになり、角の128はその場に残ります。角のタイルは左へ寄せるかぎり、その場に残るかとなりと合体して大きくなるだけで、小さくなることはありません。角を左下に置くなら、左は常に角を崩さない向き、右は「最下段が4マス埋まっていて、となり同士に同じ数字も無いあいだ」だけ安全な向きだと覚えてください。
下も安全です。下に寄せれば、上の行のタイルが最下段の大きい数字に向かって落ちてきます。上の盤面で下に寄せると、一番上の行の2と下から2行目の2が合体して4になり、最下段はそのまま残ります。
問題は上です。上に寄せると、最下段のタイルまで上へ動いてしまいます。
崩れ方はこれだけではありません。上に寄せるとすべてのタイルが上に詰まるので、空きマスは必ずタイルより下側にできます。新しいタイルはその空きマスのどこかに出るため、次に下へ寄せて戻すと、その列では新しいタイルが一番下に来ます。その列の一番下のタイルと同じ数字だった場合は合体しますが、相手は2か4なので大きくても8です。つまり下に戻しても、最下段には並びに要らない小さい数字が必ず1つ入り込みます。上の図では、新しいタイルが出る前の空きマスが6つあり、そのうち3つが最下段でした。図はその1つ(最下段の左から3列目)に2が出た場合です。
しかも、上を打つ必要はほとんどありません。盤面が16マスすべて埋まっているとき、上に寄せて合体する組は縦にとなり合った同じ数字なので、下に寄せても同じ組が合体します。埋まった盤面で上が効く場面では、下も必ず効くということです。行き詰まったから上を打つ、という判断はほとんどの場合で不要です。
崩れたときの立て直し方
では、上を打ってしまった盤面から下に戻すとどうなるかを見ます。上の図から下へ寄せると、次の並びになります。
この2はもう動かせません。最下段は4マス埋まっていてとなり同士に同じ数字がないので、左右に寄せても最下段は動きません。すべての列が下に詰まっているので、下に寄せても動きません。左に寄せれば上の2行は動きますが、最下段には効きません。つまり、図の盤面でこの2を動かせるのは上に寄せる手だけで、それは角の列をもう一度崩す手です。この手で出る新しいタイルがどこに出ても、左・右・下ではこの2と最下段は動きません。
つまり、最下段に小さいタイルを1つ閉じ込めると、上を打つまで取り除けません。立て直しは「崩れてから直す」より「崩さない」ほうに気を配るのが得です。順番は次のとおりです。
- 上を封じたまま、左と右で最下段より上の行を動かして合体できる組を探す。最下段が4マス埋まっていて、となり同士に同じ数字も無いあいだ、この2つの向きは最下段を動かさない。空きができたり同じ数字がとなり合ったりしたら、右は角を空けるので左を使う
- 小さい数字は上の行にいるうちに合体させて空きマスを増やす。空きマスが尽きると、上を打つしかない盤面に近づく
- 最下段に隙間があるときは下を連打しない。隙間に小さいタイルが落ちると、そこから動かせなくなる。下は、落としたいタイルが目的のマスの真上に来たときに打つ
- どうしても上を打つときは、打つ前にどの列の最下段が空くかを見ておく。角がある列の最下段が空くと、そこに出た小さいタイルが角を取ってしまう
最後に正直なところを書きます。新しいタイルの位置と数字はランダムなので、この手順を踏んでも毎回同じように並ぶわけではありません。スネーク法は崩れる回数を減らすための並べ方で、崩れないことを保証する方法ではありません。それでも並べ方を決めておくと、崩れたときにどこが順番から外れたのかがすぐ分かるので、立て直しの判断がはっきりします。
脳タイムの2048で実践する
脳タイムの2048は難易度の選択やレベルの解放がなく、会員登録なしで最初からそのまま遊べます。広告も表示されないので、盤面を読んでいる途中で手が止まることもありません。スコアは合体して生まれた数字の合計なので、盤面を崩さずに長く続けたぶんがそのままスコアになります。
テオワンIDでログインすると、そのスコアの最高記録が自己ベストとして残り、更新した回はプレイ後の画面に出ます。盤面が埋まって動かせなくなった場合も、そのときのスコアは同じように記録されます。まずはこの記事の盤面のように、最下段と下から2行目を蛇行の順で降順に並べるところを目標にしてみてください。ほかのロジックパズルも試したい方は広告なしの無料ロジックパズル6選もあわせてご覧ください。



